仮性包茎のリスク|放置すると病気につながる場合もある
仮性包茎のリスクは、その状態を放っておくことで他の病気を誘発してしまう点です。
厄介なのが、本人の自覚がない状態で病状が進行する可能性があることです。
基本的に、仮性包茎そのものは病気ではありません。
多くの人が、この状態で日常生活を過ごしている事実があります。
しかし、全ての人が同じように生活を過ごすことができるわけではない現状です。
仮性包茎は、亀頭を常に露出させている人と比べても病気になりやすい体質になっているからです。
この点を理解しつつ、まずはどういった病気になる可能性があるのかを知っておく必要があります。
仮性包茎で不衛生な状態になる
仮性包茎が病気に繋がりやすいリスクがあることは、衛生環境を見ても明らかです。
そもそも、仮性包茎は常に皮をかぶっているわけではありませんが、勃起をしない状態のときには亀頭を露出させることができない状態です。
そのため、お風呂などに入って亀頭部分をきちんと清潔な状態にしておかないと、その部分に細菌が溜まりやすい状態になってしまうのです。
毎日お風呂に入って清潔にしているのならば別ですが、学校や仕事の疲れでそういった時間をとることができない人も多いです。
こういう状況が多くなってしまうと、自然と陰茎周囲に悪い細菌が溜まってしまって病気になりやすくなります。
また、細菌が繁殖しやすい環境があるのも事実です。
元々、最近は湿った場所を好む傾向があります。
仮性包茎のリスクが高いのは、常に湿った環境になりやすいからです。
例えば、仮性包茎の人は小便をするときに皮が被った状態のまま行うことが普通です。
当然ですが、この場合には包皮の中に小便が入ってしまうことになりますので、包皮内が常に湿った状態になってしまいます。
そのままだと衛生環境が悪化してしまいますが、仮性包茎を改善すればそれだけでも衛生環境を改善できます。
代表的な2つの病気を知っておこう
仮性包茎によって生まれる病気のリスクの代表的なものには、大きく分けると2つの種類が存在します。
まず、亀頭包皮炎というものです。これは、亀頭内部で炎症が生じてしまうものです。
包皮の内側と、亀頭の間にゴミのようなものが詰まってしまうことで発症します。
つまり、不衛生な環境が続くことによって生じる代表的な病気です。
亀頭包皮炎は、酷いときには出血を伴うことになりますので、放置をしていても状況が悪化してしまうのが難点です。
かゆみが伴ってしまうこともありますので、患部に触ったりかいたりしてしまうとさらに状況が悪化します。
包茎手術を受けて垢やゴミが溜まらないようにしておけば、そもそもこの症状は起きないのでこの点からも仮性包茎を改善することは有効です。
そして、もう一つ重大な病気としては性病が挙げられます。
性病に関しては、特に真性包茎でそのリスクが上がってしまうことがわかっていて、それに近い仮性包茎の人は本当に注意をしなくてはいけません。
性病の感染リスクは、そこに付着しているウイルスと関連しています。
このリスクを排除するために、清潔な環境を保つことが非常に大切なので仮性包茎は性病を回避する手段としても有効です。
射精に問題が生じることもある
仮性包茎の病気のリスクで見逃されがちなのが、早漏です。
実は、仮性包茎を放置することで身体的にも精神的にも早漏になりやすくなる可能性があります。
これは、仮性包茎の特徴を考えるとわかりやすいです。
仮性包茎は、勃起をすることで初めて亀頭を露出させることができるものであるため、この行為が存在しないと亀頭を刺激することができません。
つまり、日常生活の中で亀頭を刺激する機会が非常に低いので、性行為を行うときの刺激に耐えることができなくなるリスクが生まれます。
実際に、過敏性の早漏は深刻な症状で、悪化している人だと挿入と同時に射精をしてしまう人もいます。
同様に、一度早漏のリスクが生まれるとそのコンプレックスや不安を解消するためにさらに症状が悪化してしまう可能性も存在します。
これは、心因性に関連するものであり仮性包茎の代表的な症状の一つでもあります。
このような状態を改善する手段としても、仮性包茎の治療はとても有効です。
仮性包茎を治療すると、亀頭を露出した状態を常に作ることができるため、刺激に強くなります。
早漏を克服できればそれが自信に繋がるため、心因性によるリスクも軽減できるのです。
まとめ
仮性包茎の病気へのリスクは、本人だけのものではありません。
例えば、パートナーが存在する場合には自分が病気になることによって、相手に対しても病気を移してしまうリスクが生まれるからです。
これは、性病について特にリスクが高くなります。
仮性包茎の場合、それが真性包茎に近いほど性病が悪化してしまうリスクが高くなるので、パートナーへのリスクも自然と上昇します。
包茎治療を行っておけば、こういった問題点を解決できます。
自分だけではなく、パートナーへのリスクも排除できますのでできるだ早い段階で対策を講じることが大切です。
皆さんにわかりやすく解説し、仮性包茎治療の技術にも自信あります