2020年9月4日

仮性包茎は性病にかかりやすい

投稿者: admin_nehta

仮性包茎は性病の感染確立があがります

かなり昔から仮性包茎と性病の関係については世界の様々な方面で研究がなされてきました。
その研究の中で、近年では仮性包茎の人の場合には、亀頭が露出している状態の人に比べると、感染の確率はなんと3倍以上も高くなるという結果が報告されています。
亀頭は日頃の生活の中で、しっかりと露出していることによって、粘膜の表面を覆っている皮膜がしっかりと形成されてくる特徴があります。
しかし仮性包茎の場合には、亀頭の粘膜を追う皮膜が薄く弱い特徴があるので、病原菌を吸収しやすい状態になっています。
このようなことから感染の確率は、かなり高くなってしまうということです。
一般的には二次成長を終える頃には亀頭部分が露出される状態となりますが、万が一この時期を過ぎてもかぶっているような状態であれば、その後包茎の状態が改善されることはありません。
治していくためにもできる限りはやく、包茎手術を受ける必要があるでしょう。

どんな性病にかかりやすいのか

仮性包茎の場合にどのような性病にかかりやすいのかと言うと、その一つにクラミジアが挙げられます。
男性は尿道炎とも呼ばれるものであり、痒くなって米のとぎ汁のような薄い膿が出てくる特徴があります。
性行為により女性にうつす可能性も高く、女性の場合の症状は子宮頚管炎と呼ばれるものです。
症状はほとんどありませんが、放置することで不妊症や流産しやすくなるなどの特徴があります。
そして尖圭コンジロームと呼ばれるもので、ペニスの亀頭や陰茎部、肛門周囲などにものすごいスピードで鶏のトサカのようなイボができるものです。
女性がかかると最終的には膣の中へと進行してしまいます。
さらに黄色のネバネバした膿が出る淋病と呼ばれるものです。
排尿時に尿道に焼けるような痛みがあり、男性の場合には治療せずに放っておくと、様々な病気を引き起こす原因にもなります。
その他にもヘルペスやトリコモナス、ABC型肝炎など様々な性病にかかる危険性があります。

まとめ

このように通常の場合と比べると、仮性包茎の人の場合には、性病にかかる確率が高いことがわかります。
皮がかぶっていることで不衛生にもなりやすいことも原因の一つに挙げられるでしょう。
性病の症状はその他にも様々なものがあるので、酷い状態にならないようにするためにも、またパートナーを守るためにも、早い段階で仮性包茎の治療を行う必要があります。
治療といっても治すためには包茎手術を受けるしか方法はないので、信頼できるクリニックを探して早めに相談するようにしましょう。